小松川の都立公園を中心に、党支部・後援会と健康友の会の皆さんが、区民オンブズマンの方の応援を受けて、「季節の広場」「風の広場」、「大島・小松川公園」のアスレチック広場やバーベキュー広場などの放射線測定を行いました。
当日は、真冬の寒さでしたが、好天に恵まれ、久しぶりに小松川の公園を散歩しながらの測定調査となりました。測定器は健康友の会から、最近急速に普及している「HORIBA」の測定器をはじめ、区議団のシンチレーション式サーベイメーターと、オンブズマンの方の3台のロシア製ガイガーカウンター(うち1台は国民生活センター推奨)の測定器5台を活用しての調査となりました。
小松川1丁目東大島駅前の時計塔のところに集合し、そこから測定をはじめました。公園の測定などは珍しい光景ではなくなっているのですが、それでも通行人の方や子どもを遊ばせていたお母さんなどから、次々と「線量はどうですか」と声がかかりました。
駅前を始めこの日の地上1メートルの空間線量は、毎時0.15~0.16μシーベルトで、やはり原発事故後、自然界の線量よりは高いようです。
当日の測定箇所と測定結果は次の通りでした。
小松川1丁目時計塔下 0.14μシーベルト/h 同季節の広場ベンチ下 0.18μシーベルト/h 同 近くの落ち葉 0.33μシーベルト/h 同記念樹クロガネモチ 0.33μシーベルト/h
風の広場側の季節の広場トイレ脇雨どい下 0.43μシーベルト/h 同すべり台下 0.27μシーベルト/h
小松川1丁目 風の広場 空間線量 0.20μシーベルト/h 同 旧水コウ門 0.20μシーベルト/h 同 トイレ付近 0.21μシーベルト/h 付近の木の根元苔 0.34μシーベルト/h
大島・小松川公園バーベキュー広場 0.22μシーベルト/h
1月末には毎年商店街連合会の新年会があります。区長はじめ、各議員などの来賓あいさつには、区内共通商品券などの話はあっても、焦眉の課題である「消費税増税」に触れた話はありません。
あいさつ後の懇談の中で、平井・小松川の商店会の席を回って、「消費税はどうですか」と尋ねました。
「もう決まってしまうんでしょう。仕方ないよ」というあきらめ顔の一方で、「増税で商売はどうなりますか」と水を向けると、「でも民主党内でもまとまっていないみたい」「今でさえ閑古鳥が鳴いているのに、増税されたら商店街は壊滅だよ」などため息のような声が返ってきました。
区商連の新年会に先立って開かれた東京商工会議所江戸川支部の新年賀詞交歓会では、恒例の平田善信会長による「時局講演」的なあいさつがありました。
現下の厳しい経済情勢に触れながら、「経済の発展なくして増税はない」と述べる一方で「国会議員・公務員削減という条件付き賛成」と述べていました。
消費税増税の条件として、「民意切り捨て」「増税反対議席切り捨て」の一石二鳥を狙う「比例定数80議席削減」や、民間給与・国民所得削減への負のスパイラルとなる「公務員給与削減」という政府・財界の作戦にしっかりと組みこまれているのでしょうか。
それでも「経済の発展なしには・・」と繰り返す平田会長の挨拶に、中小企業家の「苦渋」の思いを聞いたのは私一人だったのでしょうか。
小松川2丁目のパルプラザ商店街では、区の支援による「パルプラザ宅配便」がはじまっています。小松川の町内からの注文に自宅まで宅配する制度で、買い上げ額によって無料サービスがあります。
区内の配送業者が1年間のボランティアを申し出てくれたそうです。「パルプラザだけでなく他の商店街にも広げては」と、声をかけてくれる自治会長もいます。
商店街のことは心ある誰もが心配しているのではないでしょうか。この試みの成功を心から願うとともに、「商店街壊滅」の消費税増税はどう考えても許せないのです。
画像は区議会本会議場のイメージ。既報のように、各会派に区長が新年度予算の概要を説明する「施策協議会」では、税収減など財政の厳しさを理由に、区民にとって切実な福祉施策の削減が提案されました。
削減の対象となった福祉施策は、「生活保護世帯への入浴券廃止」(削減額6,270万円)、同じく「葬祭費の上乗せ廃止」(19万円)、「心身障害者手帳用診断書料廃止」(1,370万円)、「福祉電話使用料助成廃止」(熟年者分6,890万円・障害者分1,210万円)、「住宅改造助成に10%負担」(熟年者分5,520万円・障害者分2,200万円)。
以上を合計すると影響を受ける予算の総額は、約2億3479万円となります。その他に項目としては「女性福祉資金」もありましたが、影響受ける予算額は866万円でした。
大きな意味での「生活保護バッシング」が続くもと、最低生活を保障したはずの生活保護関連予算の、区の上乗せとはいえ、その削減は人間として生きていく上で必要な生活権を奪うことにもなりかねません。
だいたい区は、これまで区債(借金)の繰り上げ償還などで公債費(借金の返済)が全国で最も少なく、3年連続、健全財政日本1を標榜してきました。それが突然の財政難というのも、矛盾があり説得力に欠けます。
しかも、福祉は見直すけれども、雇用や景気対策を理由に、投資的経費にはメスをいれず、税金ムダづかいのスーパー堤防や小岩駅周辺の大規模再開発には巨額の税金が投じられています。
会計検査院がスーパー堤防の進捗率を、国交省発表の5.8%から1.1%に訂正させましたが、水増しごまかしは許されません。しかもこうした大規模開発は、地元の活性化にはほとんど役に立たず、スーパ-ゼネコンなどを喜ばせるだけです。
「福祉電話助成」とは、65歳以上の一人暮らし(夫婦のみ)世帯で、近くに子どもなど親族がいない、携帯電話をもっていないなどの条件で、NTTの固定電話の貸与や基本料金と80通話分を助成するという制度です。
一人暮らしの見守りを兼ねた、貴重な経済的支援となっていたものです。区は見守りは「まもるくん」という警備会社との契約による通報システムにきりかえていくことも廃止の理由にあげています。
しかし、「まもるくん」は、一般の料金は月に3,640円、所得・見守り・疾病・家族状況などの条件によって300円の負担となっています。
施策協議会では、「福祉の切り下げ」だけでなく、最近身近に起こった孤独死の例も挙げて、「まもるくん」の料金を、所得段階制にするなど使いやすくすることなどの検討も求めました。
また、介護保険料について、積立基金と財政安定化基金をそれぞれ2.5憶円づつ5億円とりくずし、保険料は当初案より100円下げ4,800円とすることを明らかにしました。
いずれにしても、これから始まる予算議会で論議していくことになるわけですが、区長は来年はさらに切り込みを広げるということも公言しており大事な議会になります。